看護力

看護力

看護師:たった1人のために今日の私の1日がある

人工呼吸器をつけての外泊。全盲の方に桜の香と春を感じていただくためのお花見。患者さまやご家族の笑顔のために私たちが実現してきたことのほんの一例です。願いを叶えるためにできることが必ずあるはず!と考え、患者さまやご家族の心に寄り添った看護を続けることが大切だと思っています。

看護師:その人らしい暮らしを支える

退院前に患者さまの家を訪問する「家屋調査」退院前に患者さまの家を訪問する「家屋調査」 病気により障害が残った場合、退院後も自宅で生活するためには、環境を整え、その人の生活を支えるための福祉サービスを利用することが必要です。私たちはそれらを患者さま・ご家族と共同で行うために、セラピストや医療ソーシャルワーカーなどと一緒にご自宅を訪問し、調整を行うことでQOLを高め、本人の意思にそった在宅復帰を目指しています。

認定看護師:セルフケア能力を高めてQOLを維持

患者さまのQOL向上には、患者さまのセルフケア能力を高めることが不可欠です。フットケア外来では神経障害、循環障害のチェックや足のケア、靴の選び方・はき方などの指導も行います。糖尿病認定看護師として、病棟看護師や訪問看護ステーションにもコンサルテーションを行い、看護の質も高めています。その他にも皮膚・排泄ケア認定看護師や緩和ケア認定看護師も活躍しています。

保健師:入院は健康づくりのチャンス

入院患者さま向けの「禁煙アドバイス」 入院患者さま向けの「禁煙アドバイス」 入院して病気を治すことはもちろん最優先ですが、同時に、「健康」を見つめるチャンスとしてとらえ、健康の自己チェックの方法も指導しています。また、患者会など自助グループ活動にも関わります。例えば、乳がんの手術前の患者さまに、患者会の方の体験を話していただくなどのコーディネートも。保健師はヘルスプロモーションを支援することを得意としています。そんな力を病棟でも発揮できるのは医療生協だからこそと感じています。

保健師:あらゆるシーンで求められる「保健予防」の視点

事業所でセラバンド体操の指導 事業所でセラバンド体操の指導地域住民の自主的な健康づくりのネットワークである医療生協では、あらゆる場面で、地域の視点・保健予防の視点が求められます。健診後の保健指導、慢性疾患の患者さまの、外来での個別指導。そして、患者会(医療生協さいたまには43の患者会があります)のサポートや地域の中に入って健康自己チェック指導、住民を対象とした保健教室など…。私たちのフィールドは「保健師」の視点が活かせる「地域」です。

助産師:女性の一生をサポートする

赤ちゃんや新米パパママ、新米じぃじばぁばにも寄り添い、地域全体がいのちを喜び、育む環境になってほしい…。小中学生を対象とした「いのちの授業」や妊婦さんへの「うぶ声学校」、助産師外来、地域の母子訪問などはその思いから作られた取り組みです。女性の一生に関わる助産師として、生まれて来るいのちや病と闘ういのちと向き合い続けます。

急性期から在宅まで切れ目のない看護

Ope:最先端医療と質の高いケアの提供を

患者さまの不安を取り除くことを目指して、手術室看護師が麻酔外来の診察に同席して手術室の説明を行います。09年、手術室をリニューアルし厳重な清潔度を保てるバイオクリーンルームを新設。ここで行われる整形外科の人工関節置換術では最先端機器のナビゲーションシステムを導入し、MIS法(最小侵襲手術法)を提供しています。

内視鏡:安全な検査・処置を行えるよう資格取得を支援

胃カメラによるEMR(早期がん・ポリープの切除)、胃ろう造設術、緊急の止血治療などを行います。看護師は患者さまの不安を和らげながら安全と感染対策に特に留意しています。 外部のセミナーにも参加することで、資格取得を支援、内視鏡技師資格を持った看護師が半数を超え、専門性の高い看護を提供しています。

救命救急:救急外来は24時間オープン

緊急に入院や治療を必要とする人たちのために救急外来は24時間オープン。小児救急では市から委託を受け、救急車を100%受け入れる小児夜間救急を担当しています。 地域の開業医のニーズに応えた地域開放型病床を設け、開業医と一緒に診療にあたります。

往診

どこから(病棟、外来、事務、地域の訪問看護、ケアマネ、施設など)の相談もワンストップで受けとめ、対応する部門です。訪問診療を担い、緩和ケアと皮膚創傷処置の認定看護師を含め患者・家族の意向を聴き、意思決定支援を実践しています。入院では、早期に多職種で「退院後の生活が困らない」よう支援の必要性について検討。サービス利用が必要な患者には、医療・介護サービス提供者を招いて検討会を開き具体的に決めています。
私たちは、地域との医療・介護の連携役と顔のみえる関係づくりに努めています。