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生協の病院です

埼玉協同病院は生協の病院です

埼玉協同病院は、医療生協さいたま生活協同組合が運営する病院です。生活協同組合は「生協」または「コープ」と言われ、多くの方がお店や宅配を利用されておりご存知の方も多いことでしょう。”生協”には、医療や介護、福祉を主たる事業とする「医療福祉生協」という分野の生協があり、私たち埼玉協同病院も”医療福祉生協”の一員です。

「生協」は、地域の住民の皆さんが、「出資金」という資金を出し合い(出資者を組合員といいます)、住民の声や要望を反映し実現するための事業を行うことが設立の目的です。埼玉協同病院は埼玉県にお住まいや働いている皆さんが出資をされた資金を元手に病院の建物や医療機器などの設備の整備にあてています。また、病院で働く医師をはじめとすとする様々な専門資格を持った医療従事者などの教育研修を実施することで、住民・組合員の「いざ」というときの医療の提供や健康診断などの実施、また、各種の保健・健康づくりに役立つ情報提供や相談に取り組んでいます。さらに、地域に安心して住み続けられる社会資源の拡充にむけて行政や多くの団体などと協力しています。

こうした成り立ちから、埼玉協同病院は「医療理念」として「人権をまもり、健康なくらしに役立つ医療を地域とともにつくります」を掲げています。

お金のあるなしに関わらず適切な医療を必要な方に提供するため、個室料などのいわゆる「差額ベッド代」は無く、窓口での支払いに不安な方への相談窓口や埼玉県の指定を受け「無料低額診療制度」を整備しています。また、埼玉協同病院が掲げる「患者の権利」には、「療養の主体者として」「権利を患者が適切に行使できるように、患者と医療従事者が協力してその実現に努力」することとしています。例えば、外来の待合コーナーには「健康らいぶらり」を整え、各種の健康情報を検索できる「情報タッチパネル」モニターを配置したり、「マイかるて」という病院の電子カルテに記録されている医療情報を患者本人が閲覧したりコピーできるシステムを整えています。こうした取り組みは、生協の理念にそって整備されてきた埼玉協同病院ならではの仕組みです。日常診療の中で、生協の病院ならではの工夫や「医療の質」の向上のために取り組んでいます。

ぜひ、医療生協に加入(出資して組合員になる)していただき、生協の病院運営に参加するとともに、地域での健康づくりに参加してみませんか。お待ちしています。

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