地域包括ケア時代に輝く病院をめざして
埼玉県は全国で最も高齢者人口が増える率が高く、医療や介護、福祉の必要性がますます大きくなっています。「地域包括ケア」が必要とされる時代にふさわしい病院をめざして、2023年よりリニューアルを進めています。
2つの病院がそれぞれの役割を果たすことで、より健康で住みやすいまちづくりに貢献します。
埼玉協同病院の果たす役割
埼玉協同病院は、救急やがん診療を担う現在の急性期病院としての機能を一層強化します。施設の老朽化や、医療安全、感染対策上の問題などへ対応するため、2026年完成をめざして改築を進めています。
- 医療生協さいたまのセンター病院として医師確保と教育研修機能を高め、医師養成や医療の質の総合的確立をはかる。
- 救急医療、がん診療を重点に急性期病院としての力量を向上させるとともに、5疾病5事業※ で地域内での役割を発揮してヘルスプロモーション活動を担う。
- 無料低額診療をはじめとする経済的な貧困による健康格差に対する社会的役割を発揮する。
※5疾病:がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患
5事業:救急医療、災害時の医療、へき地の医療、周産期医療、救急を含む小児医療
ふれあい生協病院の果たす役割
ふれあい生協病院は、誰もがかかりやすい外来のニーズにこたえたコンパクトで機能的な外来、地域のハブになれる地域包括ケア病棟のある病院として、在宅療養支援機能を強化し、2023年に開院しました。埼玉協同病院から健康増進センターを大きく拡充して移し、組合員・地域住民の健康づくりのセンターとなることをめざします。
〈地域包括ケア病棟〉は、運動リハビリや栄養状態の改善などを目的に急性期病院からの転院や在宅療養からの一時入院に対応します。
〈在宅療養支援病院〉は、24時間365日往診可能な体制と訪問看護を行い、在宅療養を支援する病院です。
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