概要
ペインクリニックでは主に、慢性疼痛やがん疼痛に対して神経ブロック治療や薬物治療などを用いて、疼痛緩和を目標として治療を行なっています。長く患っている痛みがどのような原因で起きているかを診察し、神経ブロック法を用いて診断しながら治療を行なっていきます。
神経ブロックにおいて最も多く用いられている薬剤は局所麻酔薬です。局所麻酔薬は痛みを遮断する効果が数時間あり、その後消失するのが特徴です。局所麻酔薬の効果は数時間ですが、長年患っていた痛みを局所麻酔薬で遮断すると、悪循環に陥っていた痛みの経路を一旦断ちきることができることがあります。そして薬物療法や理学療法を併用しながら、日常生活の質を高めることが目標としています。
近年がん治療の進歩により、がん患者の生存期間が延長し、がん疼痛管理を必要とする患者は増えてきています。現在薬物治療で、多くのがん患者の痛みがコントロール可能になってきましたが、薬物治療だけでは疼痛緩和が不十分であったり、副作用が強く日常生活が障害されたりすることもあります。亡くなる直前まで約4割の患者さんが痛みを抱えていたとの報告もあります。
当院では、薬物治療だけでは疼痛緩和が不十分であったり、副作用が強く内服継続が困難で日常生活が障害されたりしている患者様に、適切な時期に神経ブロック治療を併用することで、身体的苦痛の軽減のみならず、生活の質を改善し、患者・家族のサポートにつなげています。
診療体制
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医師の紹介
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麻酔科部長
畔柳 綾
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- 認定資格
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日本麻酔科学会専門医・認定医・指導医
日本専門医機構認定麻酔科専門医
日本ペインクリニック学会専門医
日本区域麻酔学会認定医・指導医
麻酔科標榜医

麻酔科医長
金子 吾朗
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- 認定資格
-
日本麻酔科学会指導医
日本専門医機構認定麻酔科専門医
麻酔科標榜医
臨床研修指導医
ペインクリニックのご紹介
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2021年12月2日 地域医療懇談会でのペインクリニックご紹介の動画です。
外来受付方法
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- 完全予約制です
- 初診の場合、予約には紹介状が必要となります。来院時に総合受付にお出しください。
- 紹介状をお持ちでない方は事前に他院を受診していただき、紹介状をご用意ください
次のような症状がある場合はご相談ください
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- 腰痛、下肢の痛み、しびれ
- 頚や肩、上肢の痛み、しびれ
- 帯状疱疹による痛み
- 手術後の遷延した痛み
- がんによる痛み
- 緊張性頭痛
- 口腔、顔面の痛み


対象疾患
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腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
変形性腰椎症
椎体圧迫骨折後腰痛
脊椎術後症候群
肩関節周囲炎
頸肩腕症候群
頚椎症性脊髄症
肩関節周囲炎
三叉神経痛
緊張性頭痛
帯状疱疹後神経痛
術後遷延痛
複合性局所疼痛症候群
がん疼痛
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