病院の機能二次救急に
ついて

二次救急病院とは

埼玉協同病院は「二次救急指定病院」です。入院や手術を必要とする重症の患者さんの救急医療を24 時間体制で担っています。
一次救急とは、入院の必要がなく帰宅可能な軽症患者に対する救急医療、三次救急とは、一次・二次では対応できない重症・重篤患者に対しておこなう医療で、救命救急センターや高度救命救急センターで対応されます。

地域の“駆け込み寺”として

埼玉協同病院には、川口市や、近隣のさいたま市など県下から多くの患者さんが救急車で運ばれてきます。2018年度の救急搬送は、病院開設以来最高の 4,110台。地域の救急医療を支える、重要な役割を担っています。
脳出血や心筋梗塞、大動脈瘤解離といった高度な専門治療が必要な患者さん以外は、できる限り搬送を断らないようにしています。私たちは地域の“駆け込み寺 ER”でありたいと願っています。

病気の背景にも目を向けて

埼玉協同病院には、様々な患者さんが搬送されてきます。
特に高齢者が多く、家庭崩壊、認知症、社会的孤立といった問題がうかがえます。家族介護が立ち行かなくなった人、ものが散乱した状態の部屋で倒れていた人、精神疾患を抱えた人、高齢者の虐待やネグレクト(育児放棄)。日本語が話せない外国の方も増えています。
社会的弱者や、経済的な問題を抱えている人ほど病気になりやすいといわれます。病気の背景にある問題に目を向けて、できるだけ生活を立て直すお手伝いができるよう心がけています。

救急医療に関するデータ

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