埼玉協同病院

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診療科・専門外来・院内部門 リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科

特徴・特色

リハビリテーション技術科は、病気やけがにより心身に障害をもった患者様に対し、機能障害や能力低下の改善を図り、患者様の在宅復帰や社会復帰を総合的に提供することを担っています。具体的には、医師の指示の下、リハビリテーション技術科スタッフが基本的動作訓練、日常生活動作訓練、言語機能訓練、嚥下機能評価、口腔ケアなどを行い、その結果を医師、看護師、ソーシャルワーカーなどの多職種と協同し患者様に必要な援助を行っています。また、予防リハビリテーションのとして地域の方とともに体操教室、セラバンド運動、ウォ-キング等の指導に関わっています。

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • がん患者リハビリテーション料

所属スタッフ(2019年12月現在)

作業療法士 22名
理学療法士 30名
言語聴覚士 6名
歯科衛生士 2名
事務 1名

作業療法(OT)

病気やけが、加齢などによって身体・精神に障害のある患者様に対し、上肢の運動や指先の細かな運動などを中心に作業活動を用いて治療、訓練を行い、福祉用具の作成や提案をし残された身体機能や生活状況に合わせた日常生活動作の獲得を目的としています。
また、記憶や注意力などの高次脳機能に障害がある患者様に対し、神経心理学的な評価や生活状況の評価、職業面などの評価を行い、社会復帰のための準備と援助を行っています。

理学療法(PT)

病気やけが、加齢などによって運動機能が低下した状態にある患者様に対し、起きる・座る・立つ・歩くといった基本的動作の維持・改善を目標に、関節可動域の維持・拡大、筋力の維持・増大、協調性の改善などの運動療法を行っています。また、基本的動作や日常生活動作を行いやすくするための指導、社会生活を送りやすくするための福祉用具の選定や住宅改修・環境調整の助言などを行っています。

言語療法(ST)

脳卒中などの後遺症により、言葉が思い出せない、呂律が回らないなど、コミュニケーションに障害がある患者様に対し、文字を読み書きする訓練や口や舌などの運動、声を大きく出すための発声訓練を行っています。また、食べ物をうまく飲み込めない、むせるなどの食べることに障害がある患者様に対し、医師や看護師、栄養士などと連携しながら、食べ物を使わない訓練や、実際に食事をしながら行っていく訓練など段階的に進めています。飲み込めるかどうかの評価として、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)を実施しています。

歯科衛生士(DH)

入院されている患者様に専門的なお口の衛生管理を行っています。病状回復に欠かせない栄養をお口でとれるよう衛生管理を行い、食事をいつでもとれるよう準備をするために早期にお口のケアを衛生士が行います。また、小児科・糖尿病教育で正しいお口の衛生管理の方法をお話させていただくことや適切なお口の掃除道具の選択・口腔ケア方法の提案などの歯科保健指導を行っています。そのほか歯科治療や定期健診のお話など歯科往診についてのご相談も行っています。

一般病棟でのリハビリについて

内科・外科病棟(C館2・4・5階、D館3・4階)

内科病棟では消化器疾患や肝疾患、肺炎や慢性呼吸器不全・間質性肺炎などの呼吸器疾患、心不全や心筋梗塞急性期治療後などの心疾患、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の患者様が入院されており、治療中の臥床により生じる廃用症候群の予防や改善、日常生活機能の維持・改善、呼吸困難感の改善などを目標に、患者様の状態に合わせてリハビリテーションを行っています。
外科病棟では主に胃がん、大腸がん、食道がん、乳がんなどの外科手術を受ける患者様が入院されており、術前後の呼吸機能合併症予防や術後の日常生活機能の改善を目標に、患者様の状態に合わせてリハビリテーションを行っています。
緩和ケア病棟では、患者様とそのご家族様の要望を把握し、残っている能力を活かしながら、その時期に出来る日常生活を継続できるように支援しています。

整形外科病棟(D館2階)

人工股関節置換術、人工膝関節置換術を受ける患者様、転倒や外傷による大腿骨頚部骨折や上肢・下肢骨折などの患者様、頚椎や腰椎変性疾患、脊椎圧迫骨折などの患者様を対象に、術後の機能改善あるいは安静加療中の機能低下の予防を図り、移動能力の改善や日常生活機能の改善などを目標にリハビリテーションを行っています。

回復期病棟でのリハビリについて

回復期病棟(D館5階)

主に脳血管疾患や下肢の骨折などの発症または術後の患者様などを対象とし、医師、リハビリテーション技術科スタッフ、看護師、介護福祉士、ソーシャルワーカーなど多職種がそれぞれ専門的に援助し、リハビリテーションを365日提供しています。具体的には、基本動作や日常生活能力の回復を行いながら、必要に応じて、買い物、調理訓練、バスや電車の公共機関の利用などの外出練習行い、在宅復帰や社会復帰を目標にリハビリテーションを行なっています。

教育・研修制度


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埼玉県連リハビリテーション学術運動交流集会

法人、全てのリハビリテーション職員を対象に年1回学術運動交流集会を開催しています。急性期、回復期、生活期のそれぞれで活躍するセラピストの研究発表や活動報告を共有しています。また、症例検討を通して各ステージで行うことやステージ間の連携のあり方等をディスカッションし臨床現場で展開できる様にしています。

研究業績2016年

○第26回全日本民医連神経リハビリテーション研究会

 演題名:
リハビリテーション依頼患者の分析
 
言語聴覚士 斉藤貴男
 演題名:
当院回復期病棟におけるBBSの得点とFIMでのトイレ動作自立の関連性について
 
理学療法士 坂本光司

研究業績2017年

○HPH国際カンファレンス、HPH日本カンファレンス

 演題名:
HPHの推進活動に関わる歯科衛生業務
 
歯科衛生士 加藤理香

○全日本民医連・地協の歯科学術集会

 演題名:
歯科を標榜しない急性期市中病院での専門的口腔ケアとその成果について
 
歯科衛生士 加藤理香

○第27回全日本民医連神経リハビリテーション研究会

 演題名:
内科病棟に入院する心不全症例の実態調査と今後の展望について
 
理学療法士 樋口麻里
 演題名:
当院回復期病棟に入院する脳血管患者において転倒事故回数の違いによるBBSとFIM認知項目の関係
 
理学療法士 外山恭平

○第13回 全日本民医連学術・運動交流集会

 演題名:
認知症ケアチームの活動報告
 
作業療法士 倉川雅之

研究業績2018年

○第28回全日本民医連神経リハビリテーション研究会

 演題名:
外来呼吸リハビリテーションの取り組み及び効果について
 
理学療法士 久保寺彩香
 演題名:
当院回復期リハビリ病棟でのアウトカム指標について
 
理学療法士 中西 裕

回復期リハビリテーション

医師の紹介

野口 周一 [ リハビリテーション科科長/病棟医長 ]

認定資格 日本リハビリテーション学会専門医
経 歴
2005年 浜松医科大学 医学部卒業
2005年 埼玉協同病院勤務
2010年 東京大学附属病院 研修
2011年 埼玉協同病院勤務

稲村 充則 [ リハビリテーション科診療部長 ]

認定資格 日本リハビリテーション学会専門医
日本リハビリテーション学会臨床認定医
日本脳卒中学会専門医
日本在宅医学会在宅医療認定暫定指導医
日本内科学会認定内科医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医
経 歴
1980年 新潟大学 医学部卒業
1980年 埼玉協同病院勤務

高石 光雄 [ 院長補佐 ]

認定資格 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会消化器病専門医
経 歴
1980年 新潟大学 医学部卒業
1980年 埼玉協同病院勤務