診療科・専門外来・院内部門 耳鼻咽喉科
耳・鼻・のどの専門の診療科です。はじめての方はできるだけ紹介状をお持ちになって、午前中の受付時間に外来へおいでください。紹介状をお持ちの方は、地域連携室を通じて予約を取ることもできます。
紹介状をお持ちの方、再診予約のある方を優先して診察しておりますので、紹介状をお持ちでない方は待ち時間が長くなってしまう事をご了承ください。
スギ花粉症、ダニアレルギーに対して舌下免疫療法を行っています。服薬点鼻で効果不十分の方が対象になります。
月から土 8:10-11:20 総合受付にて受付しております
※5月12日より毎週金曜日の受付時間を8時10分~10時30分に変更させていただきます。
患者様にはご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
(手術や緊急対応が発生した場合、受付時間が遅めの方の診療をお断りすることがあります。予めご了承ください)
堤内 亮博 [ 耳鼻咽喉科部長 ]
認定資格 |
・耳鼻咽喉科専門医 ・補聴器相談医 ・難病指定医 ・身体障害者15条指定医(聴覚障害 平衡機能障害 音声言語機能障害 そしゃく機能障害) ・耳鼻咽喉科専門研修指導医 |
||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経 歴 |
|
当科では長らく全身麻酔が必要になるような手術治療を行えておりませんでしたが、2018年7月より再開しており、徐々に対応疾患も増えてきております。
現在、入院での全身麻酔下手術では、鼻内内視鏡手術(ちくのう症などに対する鼻の手術)、鼓膜形成術・鼓室形成術・乳突削開術(鼓膜の孔をふさいだり、薬で治らない中耳炎を掃除したりする耳の手術)、喉頭微細手術(声帯ポリープなどに対して口の中から行うのどの手術)、鼓膜切開/鼓膜チューブ留置術(お子さんの繰り返す中耳炎や滲出性中耳炎に対する手術)、頸部リンパ節生検術(大きさによっては局所麻酔も可)などに対応しております。通常1-2ヶ月以内には手術予定を組める状況です。
上記手術と比べると術後出血のリスクが一般的にやや高い傾向にあるアデノイド手術や扁桃腺手術につきましても行っておりますが、常勤医ひとりで対応しておりますので、万が一の術後出血の可能性を考えて手術日程を組ませていただかねばならず、手術日程がだいぶ先になることがございます。
外来局所麻酔下では、口内法での唾石摘出術、小唾液腺生検、口唇嚢胞摘出術、声帯麻痺などに対する経口的声帯内コラーゲン注入術、下鼻甲介粘膜下組織焼灼術なども行っております。甲状腺や耳下腺の腫瘍に対するエコーガイド下穿刺吸引細胞診も行っています。
常勤医ひとりでは対応しきれない疾患、高度な技術や医療資源が必要な疾患につきましては、東京大学医学部附属病院(東京都文京区)、獨協医科大学埼玉医療センター(埼玉県越谷市)、国立国際医療研究センター(東京都新宿区)、県立さいたまがんセンター(埼玉県北足立郡伊奈町)、県立小児医療センター(埼玉県さいたま市中央区)などにご紹介しております。
突発性難聴や顔面神経麻痺に対する標準治療であるステロイド治療につきましては、ステロイドのバイオアベイラビリティーのことを考えて当科では原則内服薬での治療をお勧めしております。糖尿病などの内科的合併症のある方は入院で、それ以外の方は通院で治療しております。高圧酸素療法や星状神経節ブロック、鍼治療などは当科では対応しておりませんので、ご希望がある方は対応できる医療機関にご紹介させていただきます(ご希望の紹介先をご指定ください)。
地域の耳鼻咽喉科疾患をできるだけ地域の中で治療していくために診療体制を整えています。専門性の高い疾患についてはある程度診断をつけた上で専門医療機関に紹介しています。
Copyright © Saitama cooperative hospital All Rights Reserved.