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採用情報

診療科・専門外来・院内部門 整形外科・関節治療センター

整形外科・関節治療センター

関節治療センター
センター長、整形外科主任部長
仁平高太郎

2018年4⽉ 1⽇から関節治療センターを開設しました。
関節治療センターでは⼈⼯関節手術とともに、⼿術によらない新しい関節治療である再⽣医療を⼆本の柱として治療してまいります。
膝・股関節の人工関節手術は21世紀において最も成功した手術と言われ、安全性・確実性に優れた手術です。その中でも当院では、更なる正確性を目指し、ナビゲーションシステムをはじめ、3D骨モデルの作成など全国に先駆けた最先端の技術を導入し、国内でも有数な症例数を誇る、全国から手術研修の医師が来られる病院に成長いたしました。
また、関節治療に対する再⽣医療は、厚生労働省の認可が必要であり、脂肪・血液(PRP)・軟骨を利用して、関節痛を改善させる3つの再生医療を提供できる総合病院は極めて希少です。
患者満足度の高い手術治療、更に、⼿術によらない新しい関節治療である再⽣医療も先駆的に導入し、全ての関節痛の患者様にご満足頂けるセンターを目指して参ります。

当院では3台の人工関節手術支援ロボットを導入しています。

患者様の状態、使用する人工関節の機種に合わせて、最適な手術支援ロボットを選択できる全国でも数少ない病院です。3機種ともに埼玉県内では初の導入施設であり、ロボット導入を検討する病院の教育施設として指導も行っております。
ロボットは大きく分けて3 タイプあり、ロボティックアーム型(Mako System/Stryker 社), カッティングバー型(CORI/NAVIO◊ system/Smith & Nephew 社), 骨切ガイド誘導型(ROSA knee system/Zimmer-Biomet 社)と、それぞれ特徴や持ち味が異なります。
これらを使い分け、熟練した人工関節専門医の技術に、さらにロボットの正確性・安全性というアシストを入れることで、誰もが安心して安全な手術を受けられるよう努めております。

CORI(コリ) Smith&Nephew社

次世代型ロボット手術支援システム(NAVIOの次世代機)
2021年導入(前世代のNAVIOは2019年導入済)

CORIの特徴
 先代2019年に導入した人工関節置換術に使用する次世代型赤外線誘導式手術支援ロボットNAVIOがさらに進化しました。術前のCT画像をベースに制御を行う人工股関節手術ロボットでは不可能であった軟骨部分を術中に赤外線カメラで認識し、関節の表面形状を詳細に読み取るだけでなく、膝関節の屈伸時の動きも全可動域で認識することで、その患者さんの筋肉や靭帯のバランスを考慮して、最適な状態で人工関節を挿入することが可能となります。患者さん固有の状態に合わせたいわゆるオーダーメイドな人工関節の挿入です。
特に、通常は切除してしまうことが多かった前十字靭帯を温存する手術の時に最大限威力を発揮することから、活動性は高いものの、膝痛が強くUKA(人工膝単顆関節置換術)やBCR-TKA(靭帯温存型人工膝関節置換術)の手術を受けられる患者さんにとって、さらに自然な膝を作り出し、より高い安定性とADL動作が期待できます。

ロボット手術の設計図となる3D画像ロボット手術の設計図となる3D画像

骨を削るロボットアーム骨を削るロボットアーム

Mako(メイコー) stryker社

2021年導入

Makoの特徴
 Makoは、日本で初めて承認された整形外科におけるロボティックアーム手術支援システムで、2017年10月に人工股関節全置換術で、2019年4月に人工膝関節全置換術で薬事承認を取得しています。世界では、股関節と膝関節をあわせて累計20万例以上の人工関節置換術でMakoが使われています。事前にCT検査を行い、骨格画像から3次元モデルを作成し、どの程度骨を削り、どうコンポーネントを設置するか術前計画を立てると、操作するロボティックアームは、術前計画通りの設置となるよう自動的に制御するため、ヒューマンエラーを最小限にし、ひとり一人の患者さんに0.5ミリ、0.5度単位で調整しながら、最適な位置と角度で人工関節を設置し、安全で正確な手術が可能になります。Makoを用いることによって、人工関節の設置精度の向上や人工股関節置換術後の脱臼リスク低減、脚長差の補正などに威力を発揮し、患者さんの満足度の向上などのメリットが期待できます。

ROSA(ローサ) ZIMMER BIOMET社

2021年導入

ROSAの特徴
 「ROSA」は、2007年にフランスで開発された神経外科領域・整形外科領域の手術支援ロボットです。なかでも人工膝関節置換術のプログラムを組み込んだ「ROSA Kneeシステム」は、最新型のロボット支援によるナビゲーションシステムであり、軟部組織のバランス調整や大腿骨回旋位決定などを術者の通常手技に近い感覚のまま行うことが可能であり、その中で骨切りの角度やインプラントの設置位置などを0.5°、0.5mmといった細かい単位で術中に微調整し、正確な手術を可能とします。また、術中に蓄積されたデータが患者さんの満足度向上につながるようサポートできる機能がさまざまに備えられています。

関節治療センターの3つの特徴

No2

新機器による正確な手術

  • CT画像を基にして、コンピューターを用いて行うナビゲーション手術
  • 特別な難治例に対して行う、3Dプリンターによる骨モデルの作成

No2

侵襲と痛みの少ない手術

  • 筋肉等の組織を切除することなく行う最小侵襲手術(MIS)
  • 人工関節手術と徹底したmultimodal pain control(多角的疼痛管理)による痛みのない手術

No3

再生医療

  • 脂肪由来幹細胞移植
  • PRP療法
  • 自家軟骨培養移植

関節治療センター
副センター長、整形外科部長
桑沢綾乃

関節痛で悩まれる方は全国に1000万人以上、潜在的に軟骨が減少されている方は3000万人ともいわれて、下肢の関節症は国民病とも言われております。痛みがある生活は動作に支障を来たし、気持ちもネガティブになります。我々はそんな関節痛を少しでも改善させるお手伝いを様々な角度からできないかと、この度、関節治療センターを設立致しました。人工関節のみ、再生医療のみを薦めるのではなく、患者様の意思、ライフスタイルも尊重し、より多くの治療選択ができる機関を目指しております。
人工関節手術は、患者様に寄り添い、喜んで頂けるよう、低侵襲で正確な手術、痛みのない手術にも力を入れて取り組んでおります。手術というと沢山の心配はあるかと思いますが、変形のない新しい脚で痛みなく生活できる喜びは、清水の舞台を飛び降りるだけの価値がある治療です。
再生医療も、多くの選択肢がご提示できるよう、脂肪由来幹細胞移植やPRP療法など取り揃えております。関節変形の進行予防に、また手術に躊躇ちゅうちょされている方にも、関節の炎症を改善し、痛みの大幅な軽減が期待できる新たな治療です。
どちらも、どうぞ悩まずにご相談下さい。

整形外科外来 受付時間

月~金 午前8時10分~午前11時20分まで(土は予約のみ)

総合受付にて受付しております。
休診日は、日曜祭日・第2土曜日です。

整形外科外来では、土曜日に限り当日受付を中止し、完全予約制にさせて頂きました。患者様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

問診票ダウンロード 診療体制表

診療体制

 
午前 仁平
(膝・股関節)
丸木
青松
予桑沢
(再生医療)
(膝・股関節)
遠藤
(手の外科)
古関
船尾(脊椎)
古関
小林
木原
仁平
(膝・股関節)
小林
小粥(脊椎)
丸木
坪田
遠藤
(手の外科)
後藤
西島
予森岡
(第1・3)
(腫瘍)
予小林
午後 予桑沢
(再生医療)
予仁平
(人工関節)
予仁平
(人工関節)
(第1・3・5)
予丸木
(膝関節)
予小林
予岡崎
(手の外科)
予遠藤
(手の外科)
夜間

※午後外来・土曜日外来は予約制です。

※日曜日・祝日の他、第2土曜日が休診となりますのでご注意ください。

新着ニュース

夕刊フジ「ブラックジャックを探せ」に掲載されました。
紹介ページはこちら
名医のいる病院2023整形外科編に仁平医師、桑沢医師が掲載されました。
紹介ページはこちら
2021年11月21日放送された『BS-TBS ひざの痛み解決スペシャル! ~新たな選択肢“再生医療”に向き合って~』に、当院医師、仁平医師・桑沢医師が出演しました。
見逃した方に、協同病院版ダイジェストをご用意しましたので是非ご覧ください。
紹介ページはこちら
2020年2月21日~22日 第50回日本人工関節学会(福岡)にて
・人工関節手術後の患者さん動画大賞 
 当院で手術を受けた患者様30余名のフラダンスを踊る動画が会長特別賞を受賞を受賞しました。
・桑沢綾乃 イブニングセミナー講師 「 股・膝OAにおける再生医療(Cell therapy)~次世代PRP:ASP療法の実際~」
・仁平高太郎 ランチョンセミナー講師 「Dual mobity THAの適応」

2019年11月21日(木)- 22日(金) 第47回関節病学会(福岡)にて
桑沢綾乃 学術集会奨励賞を受賞しました「次世代型PRPのAPS療法施行6か月での臨床成績の検討」
桑沢綾乃 ランチョンセミナー講師 「股・膝の変形性膝関節症に対するAPS療法」
仁平高太郎 主題演題 「脂肪由来幹細胞ASCによるcell therapy 6か月経過の成績」
2019年11月19日(火) 第8回Tokyo Knee & Hip Forum(東京)にて
桑沢綾乃 セミナー講師 「実践 下肢関節の再生医療 :次世代 PRP:APS 療法への期待と現実」
2019年11月8日(金) 第13回東邦膝関節研究会(東京)にて
桑沢綾乃 講師 「実践 下肢関節の再生医療」
2019年11月3日(日) Zimmer Knee symposium(東京)にて
桑沢綾乃 セミナー講師 「関節の再生医療 APS 療法の実際 開始1年を経過して思うこと
2019年10月25日(金)- 26日(土) 第46回日本股関節学会(宮崎)にて
桑沢綾乃 ランチョンセミナー講師 「前方系アプローチで陥るpit&fall の深堀とその検討~トラブル&リカバリー~」
桑沢綾乃 一般演題 「腸腰筋インピンジメント症候群の特徴的なエコー所見」
福島崇 一般演題 「カップ前方露出がなくとも腸腰筋インピンジメントによる鼠径部痛を呈したが、腸腰筋切離により痛みが消失した1例」
桑沢綾乃 一般演題 「股関節の再生医療~APS療法8例の短期成績~」
仁平高太郎 一般演題 「RAO後THAでは腸腰筋インピンジメントが高率に発生する」
2019年10月18日(金)- 19日(土) 日本再生医療学会第1回秋季シンポジウム(神戸)にて
桑沢綾乃 ランチョンセミナー 「変形性膝関節症に対する脂肪培養幹細胞治療」
2019年9月28日(土) Zimmer Hip symposium(福岡)にて
仁平高太郎 セミナー講師 「術中・術後骨折の対処と予防法」
2019年9月26日(木) Smith & Nephew Knee symposium(東京)にて
桑沢綾乃 セミナー講師  「Journey II XR の手術手技」
2019年9月20日(金)- 21日(土) 第133回中部日本整形外科災害外科学会(神戸)にて
桑沢綾乃 スポンサードセミナー シンポジスト 「当院におけるJourney II XR の短期臨床成績」
2019年9月7日(土) Kyocera Hip master(大阪)にて
仁平高太郎 「腸腰筋インピンジメントのエコー所見」
2019年8月25日(日)- 26日(月) Stryker Great Expectations(大阪)にて
仁平高太郎 Hip sessionセミナー講師 「腸腰筋インピンジメント」
桑沢綾乃 Knee sessionセミナー講師 「周術期マネージメント より高い患者満足度を目指して」
2019年8月3日(土) Zimmer Hip symposium(札幌)にて
仁平高太郎 「術中。術後骨折の対処と予防法」
2019年7月26日(金)
HipForum(新潟) 仁平 高太郎 スポンサードセミナー講師
「セメントレスTHAにおける術中、術後早期の骨折に対する検討」
2019年7月20日(土) 東京新聞フォーラム「人生100年時代を生きる」(東京日本記者クラブ)にて
桑沢綾乃 パネルディスカッション講師
2019年6月14日(金)
JOSKAS(札幌)ランチョンセミナー講師
桑沢 綾乃「変形性関節症に対する脂肪肝細胞治療」
ポスター演題 福島 崇「変形性膝関節症に対するAPS療法の短期成績」
2019年5月10日(金)
第92回日本整形外科学会(横浜パシフィコ)ランチョンセミナー講師
桑沢 綾乃「人工関節置換術において、いかに患者満足度を向上させるか」
ポスター演題 桑沢 綾乃「ラスプ挿入時の叩打力 ー叩く力はステム周囲骨折に影響するかー」
ポスター演題 桑沢 綾乃「TKAにおける術前神経ブロックは術中麻薬使用量減らし合併症を抑制する」
2019年2月15日(金)
第49回日本人工関節学会 イブンイングセミナー講師
桑沢 綾乃「変形性関節症に対する再生医療(PRP,APS)
一般演題 桑沢 綾乃 「VangardXPにおけるセメントテクニックの重要性 ー高圧炭酸洗浄使用の術後2年20例の検討ー」
一般演題 桑沢 綾乃 「TKAの疼痛管理 ーステロイドの神経ブロック混入とカクテル混入、効果に差があるか?ー」
一般演題 仁平 高太郎 「初回THA・大腿側難治例に対するWagner cone stemの短期成績」
2018年2月23日(金)・24日(土)

2018年2月23日(金)・24日(土)の両日、東京(東京国際フォーラム)で第48回日本人工関節学会が開催され、当院の整形外科医師によるセミナーが、連日行われました。

2018年2月23日 ランチョン・セミナー6
「人工関節手術の術後トラブルゼロ、満足度100%を目指して」
埼玉協同病院 整形外科副部長 桑沢 綾乃


2018年2月24日 ランチョン・セミナー11
「Challenge for ZERO Complications
-人工関節置換術における合併症低減の工夫とデバイスの役割-」
埼玉協同病院 整形外科部長 仁平高太郎

平成29年 6月23日

JOSCAS(日本関節鏡・膝・スポーツ学会、札幌)にて、桑沢医師が「Oxford UKA における高圧炭酸ガス洗浄(CarboJetTM)を使用したセメントテクニックの有用性と術後脛骨側 radiolucent line の検討」という演題名で人工膝関節手術に関して学会発表を行ないました。

平成29年 6月

日刊ゲンダイの紙面にて仁平医師が外傷の初期治療に関して記事を執筆しました。

平成29年 4月22日

桑沢医師が台湾整形外科学会のランチョンセミナーの講師として招待され、人工膝関節手術について講演を行ないました。

平成29年 3月

2017年3月発行の「いい病院」(朝日新聞出版社発行)で人工関節手術数が公表されました。人工股関節は日本国内8位、人工膝関節は関東10位の手術件数とランキングされました。

平成29年 3月5日

TBS「元気のカプセル」に仁平医師が出演し、股関節疾患について解説しました。

平成29年 2月25日

第47回日本人工関節学界にて「Schanz骨切り後のTHA10例の検討」、「寛骨臼回転骨切り術後の人工股関節置換術」の2つの演題を桑沢医師が発表しました。

平成28年 3月15日

当院は整形外科医師の為の、人工関節手術ラーニングセンターに認定されております。昨年は、11病院の整形外科 医師が見学に訪れました。

平成27年12月 4日

フジテレビ”バイキング”に仁平医師が生出演し、整形外科疾患について説明しました。

平成27年 4月 3日

TBSテレビ“ひるおび”に仁平医師が生出演し、変形性股関節症に関する説明を行いました。

平成27年 3月30日
浦和ロイヤルパインズホテルにて仁平医師による変形性膝・股関節症に関する市民講座が開かれました。
平成27年 2月
朝日新聞社発行の“いい病院2015”にて当院の人工股関節手術件数が日本国内20位と案内されました。
平成26年10月31日
第41回日本股関節学会(2014.10.31 京王プラザホテル・新宿)にて、当院から以下の3演題の発表が行われました。 「難治性化膿性股関節炎に対し抗生剤含有セメント骨頭をscrew固定し人工股関節手術へ導入しえた2例」(優秀ポスターとして選考されました)、「高齢者に対してのDual mobility THA 70例の成績-術中navigationによる可動域計測結果も含めて-」、「THA術後当日のリハビリテーション介入の取り組みについて」
平成26年10月20日

読売新聞社の平成26年10月20日発行「病院の実力」に人工関節治療に実績のある病院として掲載されました。[PDF:709KB]

平成26年6月1日

読売新聞紙上にて人工関節手術実績数が掲載されました。
埼玉県内において、人工股関節が1位、膝関節が3位、総数で2位と案内されました。

平成26年2月22日

第31回埼玉県医学会にて、北村医師が「信仰上輸血拒否患者に対する人工股関節手術の経験」、遠藤医師が「人工股関節手術後の当日歩行の試み」との演題名にて学会発表を行いました。

平成26年2月21日

第44回人工関節学会にて、「高齢者におけるModular Dual Mobility Hip System の使用経験」がポスターにて当院から学会発表を行いました。

平成25年9月13日

当院ふれあい会館にて人工股関節手術を受けられた患者様を対象に仁平部長の講演が行われました。当院にて手術を受けた約150名の方が集い、それぞれの入院したときの仲間にも会え、盛況でした。

平成25年7月1日~

金曜日第3診外来担当医師(慶応大学から派遣)が海苔医師から大橋医師に変更になりました。

平成25年3月31日

横尾医師がご自身の医院設立準備のため、常勤から非常勤となります。

平成25年2月20日

遠藤医師が第30回埼玉県医学会にて「距骨骨壊死に対する有茎血管柄付き腓骨移植を施行した1例」という演題名で学会発表しました。

平成24年 6月 6日

当院ふれあい会館にて人工膝関節手術を受けられた患者様を対象に仁平部長の講演が行われました。当院にて手術を受けた約150名の方が参加され、大盛況でした。

平成24年 4月 1日

遠藤医師が平成24年4月1日付けで大田原赤十字病院から赴任しました。

平成24年 4月 1日

関根医師が平成24年4月1日付けで埼玉医大国際医療センターへ赴任致しました。

平成24年 3月31日

讀賣文化センター主催による、人工関節手術に関しての講演会が仁平部長により行われた。(浦和パインズホテル)

平成24年 1月 1日

平成24年1月発行の「病院新時代」(株)カレット編に当院整形外科がとりあげられました。

平成23年10月25日

当院で施行した人工股関節手術の患者さんを対象とした、仁平部長より講演会が行われました。人工関節手術後の患者さんの参加者が150名を超え大盛況と講演会となりました。

平成23年 2月10日

病院の実力2011(讀賣新聞医療情報部編)に当院の人工関節手術がとりあげられました。

手術実績

単位:件

 ※ 横にスクロール出来ます。
単位:件

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
整形外科手術件数 726 811 806 953 1060 1169 1380 1469 1462 1584
人工関節手術
(全例 
専門医による)
人工股関節
手術
151 234 211 338 352 345 443 426 463 443
人工膝関節
手術
93 121 160 192 227 256 330 529 485 491
合計 244 358 371 530 579 601 773 955 948 934
脊椎手術 41 44 50 62 71 84 121 68 89 84

人工関節手術

種類 内容 2018年度 2019年度 2020年度
ASC療法
(脂肪肝細胞移植)
腹部もしくは大腿部の脂肪を採取、精製し脂肪肝細胞を培養(6w)その後関節注射、6ヶ月後に2回目投与。効果はAPS,PRPより高い。
■適応
変形性股関節症 変形性膝関節症
57件 45件 9件
PRP療法
(血液)
APS
関節内注射
自身の血液から抽出したPRP(血小板を多く含んでいる成分)を更に再精製し純度を高め、濃縮した溶液を関節に注射。
効果はPRPよりも高い。
■適応
変形性股関節症 変形性膝関節症
134件 269件 118件
GPSⅢ
関節外注射
自身の血液から抽出したPRP(血小板を多く含んでいる成分)を腱鞘・筋肉内・関節内に注射。
■適応
腱鞘炎 変形性股関節症 変形性膝関節症
2件 3件 1件
PFC-FD療法
(血液)
自身の血液から抽出した修復因子を濃縮、無細胞化し、成長因子だけを抽出。フリーズドライなので常温で6ヶ月の長期保管可能。
関節注射するときに溶解する
15件 3件 5件

再生医療(自由診療)価格表

  組合員価格(税込) 一般(税込)
脂肪由来幹細胞 片側2回(1キット) 104万円 105万円
両側1回(1キット) 104万円 105万円
両側2回(2キット) 168万円 169万円
PRP APS(片側) 23万円 24万円
APS(両側) 46万円 47万円
PRP(片側) 3.5万円 4万円
PFC-FD 片側 13万円 15.6万円
両側 21万円 25.2万円

医師の紹介

仁平 高太郎

仁平 高太郎 [ 主任部長 ]

認定資格 日本整形外科学会 専門医
日本リウマチ学会 専門医
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会 認定スポーツ医
日本整形外科学会 認定リウマチ医
日本整形外科学会 認定脊椎脊髄病医
経 歴
1988年 群馬大学卒業
慶應義塾大学医学部 整形外科教室入室
慶応大学病院、川崎市立川崎病院、さいたま市立病院等に勤務。
フランス・パリ第6大学病院に人工関節手術に関して留学。
3000例を超える人工関節手術の経験あり。

桑沢 綾乃 [ 部長 ]

認定資格 日本整形外科学会 専門医
日本リウマチ学会 専門医
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会 認定スポーツ医
日本整形外科学会 認定リウマチ医
日本人工関節学会評議委員
経 歴
2000年 東京女子医科大学 医学部卒業
川崎市立川崎病院
東京医療センター
亀田総合病院
2008年 埼玉協同病院 勤務

遠藤 大輔

遠藤 大輔 [ 医長 ]

認定資格 日本整形外科学会 専門医
経 歴
2008年3月 滋賀医科大学 医学部卒業
2008年4月 埼玉協同病院にて勤務
2011年4月 大田原赤十字病院に研修出向
2012年4月~ 埼玉協同病院にて勤務

丸木 千陽美

丸木 千陽美 [ 医員 ]

認定資格 日本整形外科学会 整形外科専門医
経 歴
2012年 東京女子医科大学医学部 卒業
2014年 東京女子医科大学 整形外科
2019年 埼玉協同病院にて勤務

小林 啓郎 [ 非常勤 ]

認定資格 日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会 認定スポーツ医
日本整形外科学会 認定リウマチ医
日本整形外科学会 認定脊椎脊髄病医
経 歴
1990年 徳島大学医学部 卒業
東京女子医科大学大学院医学研究科 入学
医学博士

後藤 晋 [ 非常勤 ]

認定資格 日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会 認定スポーツ医
経 歴
1992年 山形大学医学部卒 
1999年 日本整形外科学会専門医 
2003年 日本整形外科学会認定スポーツ医

森岡 秀夫 [ 非常勤 ] 骨軟部腫瘍担当

認定資格 日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会 リウマチ認定医
日本整形外科学会 脊椎脊髄病認定医
経 歴
現在 慶応義塾大学医学部整形外科講師

小粥 博樹 [ 非常勤 ] 脊椎担当

認定資格 日本整形外科学会 専門医
経 歴
1991年 慶應義塾大学医学部卒業

岡崎 真人 [ 非常勤 ] 上肢担当

認定資格 日本整形外科学会 専門医
経 歴
1995年 慶應義塾大学医学部卒業
現在 慶應義塾大学助教(上肢グループ)

主な検査機器

  • MRI(フィリップス社製3.0テスラ) 2台
  • マルチスライスCT(シーメンス社製)
  • 筋電図(日本光電社製、伝導速度・針筋電図)
  • 脈波(コーリン社製)
  • 超音波(日立製 ハイビジョンアビウス)

当院での人工関節手術の特徴

人工骨頭

  1. 全例 股関節の専門医が手術を担当します
  2. 術前に詳細な3D-CTを撮影し、正確な術前計画を作成します
  3. 最新のナビゲーション手術器械の導入
    (手術中に赤外線センサーでデザイン通りに人工関節を挿入できるよう導くシステム。これにより、正確な人工関節の設置が可能となり、手術前の足の長さの改善、より長持ちする人工関節の設置が期待できる)
  4. ナビゲーションシステムナビゲーション
    システムによる
    確実な設置

  5. 手術後の早期回復のためにMIS(最小侵襲手術)手術の採用
    (最小侵襲;小さい切開で筋肉のダメージを最小限におさえる)
  6. 患者さんに適合した進入路(前方、後方)の選択
    ライフスタイル・変形に合わせ、切開する方向を患者さんにより使い分けています
  7. バイオクリーンルーム、手術防御服の使用による感染対策
  8. 特殊防御服を着用しての人工関節手術風景特殊防御服を着用しての
    人工関節手術風景

  9. 縫合糸は全て吸収糸を使用し、抜糸は不要です
  10. 手術後の痛み軽減するカクテル療法の採用
  11. 人工関節専従のリハビリスタッフによる手術後リハビリ
  12. 患者さんにあった入院期間。変形の程度にもよりますが、最短で5日間の入院となります。逆に手術時期がかなり遅くなり、歩行能力が大きく落ちている患者さんには、当院の回復期リハビリ病棟で2か月から3か月の入院リハビリも可能です

人工股関節手術後人工股関節手術後

3D-templateによる正確な作図3D-templateによる正確な作図

わかりやすい人工股関節置換術のお話 わかりやすい人工股関節置換術のお話

下のボタンをクリックすると動画をご覧いただけます。

わかりやすい人工膝関節置換術のお話 わかりやすい人工膝関節置換術のお話

下のボタンをクリックすると動画をご覧いただけます。

リハビリ動画

下のボタンをクリックすると動画をご覧いただけます。

術前からできる筋トレ動画

術前~術後リハビリの流れ動画

人工膝関節手術

人工骨頭

  1. 全例 膝関節の専門医が手術を担当します
  2. CT画像を基にした最新の3Dテンプレーティングシステムを使用することにより、正確なインプラントの設置を行います
  3. 3Dテンプレーティングシステム3Dテンプレーティングシステム

  4. MIS(最小侵襲手術)の採用により、筋肉のダメージを最小限に抑え、手術後の回復を早めます
  5. 術中に靱帯バランスを計測・調整し(Medial Gap Technique採用)、術後も違和感のない膝を作ります
  6. 術中に靱帯バランスを計測調整術中に靱帯バランスを
    計測調整

  7. 人工関節専用のバイオクリーンルーム.手術防御服の使用による感染対策での手術を行います
  8. 手術後の疼痛緩和のため神経ブロック、カクテル療法の採用し除痛対策を行います
  9. 変形に合わせた最新のTKA機種選択
    ・傷んだ内側のみを置換するUKA手術の採用
    ・前十字靭帯も温存するBCR-TKA手術の採用(通常TKAも変形に合わせ、機種を選択します)
  10. 縫合糸は全て吸収糸を使用し、抜糸は不要です
  11. 人工関節専従のリハビリスタッフによる手術後リハビリ
  12. 選べる入院期間
    変形の程度にもよりますが、最短で10日間の入院となります。逆に手術時期がかなり遅くなり、歩行能力が大きく落ちている患者さんには、当院の回復期リハビリ病棟で2か月から3か月の入院リハビリも可能です

通常の人工膝関節(TKA)通常の人工膝関節(TKA)

傷んだ内側だけを部分的に置換する人工膝関節(UKA)傷んだ内側だけを部分的に置換する
人工膝関節(UKA)

前十字靱帯を温存するBCR-TKA手術前十字靱帯を温存するBCR-TKA手術

再生医療

再生医療

トカゲのしっぽが切り離されてもまた伸びてくるのは有名ですが、人間にも、もともと「再生する力」があります。関節の再生医療とは、変形性関節症や外傷で失ってしまった機能を、いわゆる“化合物”である薬で治療するのではなく、ご自身のからだの「再生する力」を利用して、修復を目指す医療のことです。自分の血液、脂肪等の自分由来の組織を使用するので、拒絶反応、副作用がなく安全性が非常に高い治療です。
関節の変形自体こそ直すことは出来ませんが、手術を行うことなく、関節の炎症や関節痛の大幅な軽減が期待できるため、まず試してみたいという方も多くいらっしゃいます。

関節治療センターでの再生医療

いずれも厚生労働省の認可が必要です。当院では自分の組織(軟骨・脂肪・血液)を培養、あるいは精製することにより、関節治療を行います。脂肪由来幹細胞移植、PRP療法、自家軟骨培養移植の3つの治療を受けることができます。いずれの方法も認可施設は非常に限られており、3つ全てが選択できる施設は現時点(2018年6月)では数施設です。

1.脂肪由来幹細胞移植

脂肪由来幹細胞脂肪由来幹細胞

脂肪組織採取脂肪組織採取

(保険適応外(自費診療)治療可能部位:膝・股関節)
ご自身の腹部から脂肪組織を少量(20ml)採取します。その中にある体性幹細胞だけを6週間かけて培養し数万細胞数程度に増やします。その幹細胞を関節内に注射することにより、幹細胞から抗炎症サイトカインや成長因子などの修復因子が多量に分泌され、傷んだ組織に対し炎症の鎮静化や疼痛緩和、組織修復が期待できます。また、幹細胞には分化能があり、軟骨への分化・再生の可能性もある治療です。

2.PRP(Platelet Rich Plasma)療法(保険適応外(自費診療) 治療可能部位:膝・股関節)

PRP(Platelet Rich Plasma)療法

ご自身の血液を少量(30~50ml)採血し、それを遠心分離することにより損傷した組織を修復する役目のある血小板を濃縮したPRP液を精製、関節内へ注射します。PRPは抗炎症サイトカインや成長因子などの組織修復因子を多量に含むため、傷んだ組織に対し炎症の鎮静化や疼痛緩和、組織修復を期待することができます。
当院ではPRPの中でもPRPをさらに濃縮し効果を増幅させたAPS (Autologous Protein Solution)、フリーズドライに加工して修復因子のみを使用するPFC-FDなど、症状・部位に応じて数種類のPRPの使い分けも行っております。

3.自家軟骨培養移植(保険適応:適応疾患は離断性骨軟骨炎・外傷性関節症のみ)

軟骨培養で作成した軟骨シート軟骨培養で作成した
軟骨シート

ご自身の正常軟骨を少量採取し、培養して軟骨のシートを作成、欠損した軟骨領域に移植する治療です。適応疾患は外傷性軟骨欠損症または離断性骨軟骨炎の方で、軟骨欠損面積が4cm2以上の場合の方のみ適応となります。移植した軟骨が生着、機能するまでは免荷期間があり、スポーツ復帰までは6か月~1年要します。

4.整形外科オンライン診療 現在、予約を一時中止しております。

整形外科(関節治療センター)オンライン診療開始のお知らせ
対象患者:遠方在住、持病の関係、COVID-19が心配などで直接の受診が難しい方
◎初診:膝、股関節通が強く、手術や再生医療をお考えの方。または詳しく知りたい方