当院は、組合員の出資金で運営されています。ご利用いただく方には皆様に医療生協へのご加入をお願いしております。
1口1,000円からご加入いただけます。
乳房X線撮影［マンモグラフィー］
マンモグラフィー検査とは
通常のX線撮影よりも低エネルギーのX線を使用し、乳房をプラスチックの板で圧迫して撮影する検査です。乳房を触ってもわからないタイプの乳がんを石灰化病変（白い点）として描出することに優れています。
当院では、トモシンセシス、ステレオマンモトーム生検も行っています。
トモシンセシスとは、Ｘ線管球を移動しながら複数の位置から撮影した画像を再構成し、乳腺の重なりにより発見が難しい病変の観察が可能とされています。
マンモグラフィー検査でわかること
医師の触診や自己触診では発見できないしこりや石灰化を発見することができる検査です。
腫瘤を形成する乳癌の一例です。しこりを契機に発見されることが多いです。
同様に腫瘤を形成する乳癌の一例ですが、石灰化を伴ったしこりであることがわかります。
マンモトーム検査とは（Mammotome：MMT）
画像ガイド下（マンモグラフィー・超音波装置）で使用する乳房専用吸引式組織生検システムです。マンモグラフィーガイド下では、ステレオ撮影画像から病変部の三次元座標を算出し、針を病変部の位置にセットします。
マンモトームの針は、通常の針生検（CNB）よりも太い針で外筒と内筒の二重構造になっており、外筒を乳房に留置したまま、内筒の吸引およびカッティング動作の繰り返しにより大きな組織を多数採取することができます。
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