病院の特色地域まるごと
健康へ

当院は、患者さんだけでなく、職員や医療生協組合員、さらに地域に住む方々を対象に、健康づくりを推進するヘルスプロモーションホスピタル=健康増進活動拠点病院です。ぜひみなさんも健康づくりのとりくみに参加してください。

HPHで健康なまちづくり

HPHとは、WHO(世界保健機関)が推進する国際的な医療機関のネットワークです。
超高齢化社会と健康格差の拡大に直面する日本にあって、医療機関が「病気を治すこと」に加えて、病気の予防や病気や障害を持ちながらも健康に人間らしく生活できるまちづくりに貢献していくこと、健康格差の克服にとりくむことが求められています。
これは医療生協さいたまの基本理念「人が人として大切にされる社会」「健康で笑顔あるまちづくり」とも合致するものです。

埼玉協同病院は国際HPHネットワーク・日本HPHネットワークに加盟しています

当院の取り組み

組合員・地域

  • 「運動教室」で筋力アップ
  • 「脳いきいき教室」で認知症予防
  • 近隣の団地訪問となんでも相談会を開催、当院の送迎バスを活用した買い物支援バスや市のコミュニティバス運行などが実現
  • 子どもたちを対象に助産師による「いのちの授業」

患者

  • 入院患者の口腔ケアで肺炎予防
  • 電子カルテに、肥満・口腔機能・喫煙・飲酒・運動、経済的困難の項目を設け、入院時、誕生月前後に問診。

職員

  • 腰痛予防体操を考案、朝会での実践が定着
  • 移乗介助時の負担軽減
  • 院内レストランで朝食の提供
  • 喫煙を減らす取り組みを強化

など、各支部や部署で工夫しながら取り組んでいます。

日本初、国際ネットワークで評価

埼玉協同病院は、国際HPHの健康プログラムを効果・研究・実証する認定プロジェクトに日本で初めて参加しました。世界で47病院、日本では2つの病院しか取り組んでいません。
WHOのHPH事務局より2名の審査員を迎えて訪問審査を受けました。評点:98%でゴールドレベルに値するとの評価を頂きました。

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