診療科産婦人科
入院案内

当院は、組合員の出資金で運営されています。ご利用いただく方には皆様に医療生協へのご加入をお願いしております。
1口1,000円からご加入いただけます。

入院前

医療生協にご加入ください。(初回の妊娠の診察の際にご加入お願いします)

分娩は予約制となっておりますのでご相談ください。

※予約状況によってはお断りさせて頂くこともございます。

問合せ先:0570-00-4771(代)
対応時間:14:00~16:30

  1. 当院は医療生協の病院です。医療生協にお入りください。
  2. 当院での分娩は組合員の方のみです。

分娩費用・支払い方法

産婦人科よりお知らせ

《分娩費改定のお知らせ》

近年、物価の上昇、光熱水費、医療材料費等の相次ぐ値上げが続いております。
当院でもできる限りの努力をしてまいりましたが、従来の経費を維持することが難しくなっております。そこで、これまでと変わらず安心・安全な周産期医療を提供していくために、誠に心苦しい限りですが、長年据え置きしておりました分娩費用を改定させていただくこととなりました。
2023年4月より出産育児一時金が増額されたこともあり、利用者様の自己負担にできるだけ配慮して改定し、2023年8月14日より改定料金の適応とさせていただきます。
今後とも皆様が安心して妊娠・出産・育児期を過ごすことができますよう、スタッフ一同努力してまいりますので、なにとぞご理解いただきますようお願い申し上げます。

《産科医療補償制度について》

当院産婦人科では、「産科医療補償制度」に加入しています。
(平成21年1月1日以降の分娩から補償対象)
この制度は、個人加入ではなく医療施設単位での全員加入制度です。
当院で妊娠管理されている妊婦様全員に加入していただきます。

登録の手順及び補償対象者の対応について

  1. 外来にて登録用紙に記入していただきます。
  2. 登録控えが渡されますので、母子手帳に入れ、大切に保管してください。
  3. 産科医療補償制度対応費用の12,000円は『出産育児一時金』に含まれます。
分娩費用について
  1. 分娩費用は、処置内容や入院日数により異なりますが、おおむね表のようになります。

      入院日数 費用
    経膣分娩(初産) 7日 56万円前後
    経膣分娩(経産) 6日 52万円前後
    予定帝王切開 9日 51~53万円

    (内訳)

    分娩料 150,000円
    処置料 65,000円
    新生児介補料(1日あたり) 13,000円
    産科入院料 (1日あたり) 30,000円
    産科医療保障制度 12,000円
    聴力検査(ABR) 8,800円

    ※ その他に胎児心拍監視料、文書料、退院後相談・指導料などとなっております。

    ※ 聴力検査費用は、市町村によって助成の対象となります。

  2. 差額ベッド代は頂いておりません。
  3. クレジットカード(ビザ・マスター・ニコス・DC・UFJ・JCB・AMERICAN EXPRESSカード)のお支払いも可能です。カード利用額の上限にご注意ください。

    カード利用可能時間

    平日 8:30~16:45
    土曜 8:30~12:45
    日曜・祝日・休診日  8:30~16:30
  4. 入院費用でお困りの方は、早めに外来スタッフまでお声かけください。
  5. 分娩予約金として10万円を妊娠20週までに入金していただきます。
    分娩後、退院時に予約金より分娩費の精算を行います。

産科医療補償制度について

お産の現場では、赤ちゃんのお誕生のためにスタッフ一同努力いたしておりますが、それでも予期せぬ出来事が起こってしまうことがございます。「産科医療補償制度」は万が一、お産をしたときに何らかの理由で障害を抱えた赤ちゃんとそのご家族のことを考えた新しい補償制度です。

申し込みは外来受診時にスタッフにお尋ねください。
詳しくは「財団法人 日本医療機能評価機構」のホームページをご参照ください。

出産育児一時金・直接支払い制度

直接支払い制度とは

出産費用に出産育児一時金を充てることが出来るように、医療保険者から直接医療機関に一時金を支払う制度です。出産時に医療機関に支払う出産費用が、出産育児一時金を超えた差額だけで済み、一時的な経済的負担が軽減されます。

※当院では、できるだけ現金でお支払いいただかなくて済むよう、21年10月から はじまった「出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度」をご利用 いただくことを原則としております。

  • 妊婦の方がご加入されている医療保険者に、当院が妊婦の方に代わって出産育児一時金を請求いたします。手続きについて手数料はいただきません。
  • 退院時に当院からご請求する費用について、原則50万円の一時金の範囲内で、現金等でお支払いいただく必要がなくなります。
    • 出産費用が50万円を超えた場合は、差額を窓口でお支払いいただきます。
    • 出産費用が50万円未満で収まった場合は、その差額を医療保険者に請求することができます。
      ※ 当院が医療保険者から受け取った一時金の額の範囲で、妊婦の方へ一時金の支給があったものとして取り扱われます。
  • 帝王切開などの保険診療を行った場合、3割の窓口負担をいただきますが、一時金をこの3割負担のお支払いにも充てさせていただきます。
  • この仕組みを利用なさらず、一時金を医療保険者から受け取りたい場合には、お申し出ください。その場合、出産費用の全額について退院時に現金等でお支払いいただくことになります。

妊婦の方へのお願い

  1. 入院時に保険証をご提示ください。また、入院後、保険証が変更された場合には、速やかに変更後の保険証をご提示下さい。
    ※ 退職後半年以内の方で、現在は国民健康保険など退職時とは別の医療保険にご加入の方は、在職期間によっては以前の医療保険から給付を受けることもできます。その際は、退職時に交付されている資格喪失証明書を保険証と併せ提示ください(詳細は以前のお勤め先にお問い合わせください。)
  2. 帝王切開などの高額な保険診療が予定されている方には、高額医療費支給制度があります。加入さている保険者より「限度額適用認定証」を入手し、それを事前にご提示いただければ、退院時の窓口支払が減額されることがあります。

病棟のご案内

ナースステーション

医師はじめ助産師・看護師、事務などスタッフが仕事をしています。入院の際にお立ち寄りいただきます。また、ご家族様が来院時もこちらでお部屋と面会の確認をお願いいたします。

予備室(陣痛室)

分娩室前の部屋で2つあります。陣痛が辛くてじっとしていられない時期にも過ごしやすいよう、安楽いす(ゆりいす)に座ったり、フィットネスボールに寄りかかったり、あぐらをかいて座ったり、四つん這いをするなど一番楽な姿勢で自由に動いてください。ベッドに横になっていてもお産は進みません。アクティブに動きましょう。有線放送やCDで音楽を聴くこともできます。
助産師が、時期に応じて赤ちゃんの心音や分娩の進行を確認いたします。
入院されても、まだ陣痛が強くない場合や破水しただけの場合は、予備室でなく一般病室で過ごし、散歩をしてもらうなど動いていただくこともあります。

分娩室

2つあります。分娩担当助産師が分娩の進行度に合わせてご案内します。分娩室では赤ちゃんの心音を分娩監視装置で確認しながらお産に臨みます。
予備室同様に有線放送やCDで音楽を聴くこともできます。ご主人をはじめ、ご両親や赤ちゃんのお兄ちゃん・お姉ちゃんになるお子様の立会いもできます。赤ちゃんのお誕生をご家族で迎える喜びを感じていただけるようサポートいたします。(現在は立会を中止しています。)

写真撮影も可能です。
自然に産む力を引き出すために不必要な処置は行っていません。
医学的に必要な場合は十分に説明の上、陣痛促進剤、会陰切開、帝王切開などを行うこともあります。
分娩直後はここで2時間過ごします。赤ちゃんの体重測定など処置が済み、母子ともに体調がよければカンガルーケア(お母様のパジャマの内側、胸の上でオムツをつけただけの裸の赤ちゃんを抱きます。スキンシップで赤ちゃんも安心します。)や授乳をしたりして過ごします。

新生児室

必要に応じてお母様に代わり赤ちゃんをお預かりできます。入浴時やお疲れの時などスタッフにご相談ください。 赤ちゃんの体調により、保育器で看護させていただくこともございます。

産後のお部屋(一般病室)

母乳育児と赤ちゃんとの生活に慣れていただくために、母児同室(母子同室)をお勧めしています。お母様と赤ちゃんの体調がよければ、 2時間後の帰室(産後の部屋に行く)の時からの同室をお勧めします。出産後24時間以内の頻回授乳が母乳育児成功への第一歩です。担当スタッフが授乳や赤ちゃんのお世話について一人一人に合ったケアを行います。
冷蔵庫付きの床頭台(ベッドサイドテーブル)、小型のテレビ、授乳用の枕とドーナツ型座布団がそれぞれのベッドに備えてあります。

授乳室

お部屋でも授乳はできますが、リラックスして授乳ができるようソファがあります。自宅に帰られてからも授乳が上手くいくように、その方に応じた授乳の姿勢や抱き方をアドバイスします。他のお母様との交流の場にもなり、会話を楽しみながら授乳していただくことができます。

入院後

入院時の持ち物

書類関係一式(入院時、お預かりします)

母子手帳・入院申し込み書・組合員証・保険証をお出しいただけるようにお願いいたします。

赤ちゃんの用意(退院時に必要です)
  • 上着 ・長肌着 ・短肌着 各1枚
  • オムツ3~4枚
  • オムツカバー1枚(布オムツの時だけ)

紙おむつでもOKです
あらかじめ洗ってのりを落としておきましょう。退院の時までに持ってきてもらえればOK。

お産の用意(出産後すぐに使います)
  • 前あきパジャマ1枚 (おしりがかくれる長めのもの)
  • 産褥ショーツ1~2枚

ひとまとめにして荷物の上にお入れください。

入院中に使うもの
  • 時計
  • スリッパ
  • ティッシュ
  • 湯飲み(マグカップ)はし、スプーンなど
  • バスタオル、タオル
  • 洗面&シャワーの用意
  • パジャマ
  • 生理用又は産褥ショーツ
  • 乳房帯又はソフトブラジャーなどの着がえ
あると便利なもの
  • ガーゼハンカチ(赤ちゃん用)
  • リップクリーム
  • 母乳パット5~10枚

ベッドに1つずつテレビがついています。ご覧になる方はイヤホンを持参してください。

面会についてのお願い

2021年12月15日より『出産直後の面会』を再開いたします。

新型コロナウイルス感染対策として、昨年より面会を中止していいましたが、出産直後の短時間面会のみ再開いたします。

《面会できる方》
2週間以上生活を共にしている夫または実両親・実兄弟姉妹(成人)1名のみ

《面会時間》
経腟分娩:出産後2時間の分娩室にいる間の30分間
帝王切開:手術後、お部屋に戻ってから30分間

面会にはいくつかのお願いごとがあります。詳細については外来受診時に説明させていただきます。
感染状況によっては、予告なしに面会を中止することもありますので、ご了承ください。

分娩セットの中身

入院時にお渡しします

  • 大・中・小ナプキン
  • 産褥用直後パット
  • ベビー綿棒
  • 赤ちゃんおしり拭き
  • おへそ処置セット
  • 臍帯箱
  • さらし(骨盤固定用)
  • 紙おむつ 2袋
  • 授乳クッション

ナプキンやおむつ、おしり拭きは、使い切ったら家から持ってきて下さい

その他

印鑑が必要になることがあります。
認印でかまいませんので、持ってきておいてください。

お母さんの準備

出産後、すぐに赤ちゃんの育児がスタートします。入院までに爪は短くし、マニキュアを落としておきましょう。
むくみではずれなくなることもあるので、指輪は早めにはずしておきましょう。

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