Subspecialty領域プログラム 消化器内科
目的
社会全体と協力し、地域医療に貢献できる消化器内科医の育成を行う。
研修内容
日本消化器病学会専門医研修カリキュラムに準ずる。
以下にプログラムの大枠を示すが、各研修医の成長の段階を見て適宜修正を加える。
消化器内科1年次
- 病棟(消化器内科50床+緊急ベッド随時)で主治医として患者を担当する。
- 総合内科外来の一部を担当し、総合内科医としての力量を向上させる。
- 上下部消化管内視鏡検査を開始する。
- 緊急内視鏡、ERCP、経皮的胆道ドレナージなどあらゆる処置の介助を行う。
消化器内科2年次
- 病棟(消化器内科50床+緊急ベッド随時)で主治医として患者を担当する。
- 検査・治療の経験を積む。
- 消化器内科専門外来を週1単位程度担当する。
- 日本内科学会認定内科医の取得を目指す。
消化器内科3年次
- 病棟(消化器内科50床+緊急ベッド随時)で主治医として患者を担当する。
- 検査・治療の技術向上に努める。
- 初期研修医の指導に当たる。
- 専門とする分野をある程度決め、さらに必要であれば外部研修を行う。
- 臨床研修の成果を学会発表する。
終了後の進路(消化器内科4年次以降)
後期研修は3年間のプログラムとなっているため、日本内科学会認定内科医資格取得が最低限の到達目標なるが、希望する者は引き続き専門研修に移行する。当科スタッフドクターの一員として地域医療に貢献していただけることを祈っている。後輩の指導にあたるとともに引き続き自らの研鑽に励んでほしい。
実績
検査・処置 | 2018年 |
---|---|
上部消化管内視鏡検査 | 7494 |
上部(悪性)ESD | 63 |
上部(悪性)EMR | |
上部(良性)EMR | 4 |
下部消化管内視鏡検査 | 2053 |
下部(悪性)ESD | 17 |
下部(悪性)EMR | 22 |
下部(良性)EMR | 582 |
胆道系検査・処置 | 506 |
PEG交換 | 85 |
PEG造設 | 29 |
腹部アンギオ | 4 |
その他アンギオ | |
PEIT | 7 |
TAE | 24 |
TAI | |
EIS | 8 |
EVL | 11 |
止血術 | 15 |
食道ステント | 5 |
食道拡張 | 3 |
肝生検 | 10 |
吻合部拡張術 | 8 |
穿刺(膿瘍・胆嚢) | 67 |
ラジオ波焼灼 | 3 |
超音波内視鏡検査 | 73 |
胆道ESWL | 428 |
膵石ESWL(一連) | 8 |
研修施設と体制
埼玉協同病院 |
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スタッフ |
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申込先・お問い合わせ
埼玉協同病院 教育研修センター
〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂1317
TEL:048-296-4771 FAX:048-296-8247
E-mail:skymet@mcp-saitama.or.jp