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専門医シリーズ31

確かな技術とチーム力で患者さんを支えたい

専門医シリーズ 31

重吉 到 医師

プロフィール●

〈経歴〉 2008年 信州大学 医学部卒業

〈資格〉 日本外科学会外科専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、消化器外科専門医、消化器がん外科治療認定医、消化器病学会専門医

当初考えていなかった「外科医」の道を志したきっかけとは――。埼玉協同病院の消化器外科で胃がんの手術を専門に手がける重吉医師に、仕事への熱い想いや患者さんとの向き合い方をうかがいました。

出会いは「高校生の一日体験」

浦和出身の重吉医師と埼玉協同病院の出会いは、高校2年生のころ。当院が毎年夏休みに開催している『高校生の一日医師体験』というイベントへの参加がきっかけでした。
「中学時代からなんとなく医師という職業に興味を持っていました。『一日体験』で、院内を案内してもらい、医療の現場を間近で見たことで、モチベーションが高まりました」
その後、信州大学医学部に入学。大学で実習をしながら、自分の将来について考え始めました。
「じつはぼく、とても不器用なので、大学の4~5年生くらいまで、外科だけは絶対無理だと思っていました」と大学時代をふりかえる、重吉医師。信州大学の第一外科は、世界初の成人生体肝移植や国内初の脳死肝移植などを成功に導き、技術力の高さが国内外から注目されていました。

可能性を狭めず将来の進路を考えよう

「第一外科で実習をしたとき、『外科医のなり手が年々少なくなっている』『不器用だからできない、ということはない』という先輩医師のことばに背中を押され、前向きな気持ちが芽生えました。こんな自分でも、時間をかけて真面目に取り組めば、外科医になれるかもしれないと考えるようになったのです」
こうして、外科へ進むことも考え始めた重吉医師は、大学卒業後、地元に戻り、埼玉協同病院に入職しました。
「埼玉協同病院を選んだ理由は、奨学金の援助を受けたから、というだけではありません。尊敬できる医師たちと、頼ってくださる患者さんがいて、技術を磨ける環境があると考えたからです。また、患者さんの退院後も見すえて病気そのもの以外の面からも多職種でサポートしているこの病院なら医師として成長できると思い、決めました」

重吉医師が担っている、年間約30件の胃がん手術

現在、重吉医師は、埼玉協同病院の消化器外科医として、胃がんの手術を専門に担っています。当院で行われる胃がんの手術は、年間で約20~30件。その多くを、重吉医師が手がけているそうです。
「胃がんの場合、内視鏡治療の適応が拡大しており数も増えていますが、すでに進行している場合は手術を行います。なるべく患者さんに負担をかけず、よい治療ができるように、技術向上への取り組みは欠かせません」
重吉医師をはじめ当院の医師の多くは、専門病院で研修を受け、学会に積極的に参加するなど、最新技術や知識を学び、治療に取り入れています。重吉医師は、腹腔鏡手術の動画を先輩・後輩たちと一緒に見ながらフランクに意見を出し合い、情報や知識を共有できる時間もつくっているといいます。
「知識や技術の向上と同じくらい、患者さんとの向き合い方やコミュニケーションは大切です」と重吉医師は言葉に力をこめます。
「以前、患者さんとのコミュニケーションがうまくいかず、誤解や不安を与えてしまったことがありました。その経験を忘れずに、現在は、病状について説明する時間や聞く時間をしっかりとることを心がけています。自分の身体に何が起きているのか、今後の生活がどうなるのかわからないままだと患者さんは不安になり、医師や病院への信頼も揺らぎます。病状に大きな変化がない場合でも、まめに顔を見て話をすることが大切だと思います」

自分の役割と患者さんの存在が、仕事の原動力に

さいごに、埼玉協同病院の医師として働くうえで、どんな場面でやりがいを感じるかをうかがいました。
「消化器外科医として、いつも多くの刺激やアドバイスを与えてくださる、頼れる先輩たち……栗原唯生医師や佐野貴之医師とともに仕事ができるのは幸せなことだと日々感謝しています。そして、当院で行われる胃がんの手術のほとんどを任せてもらえる、自分だけの“役割”があることや、自分を頼ってくださる患者さんたちの存在に、大きなやりがいを感じています」
プライベートでは、5歳と2歳の男の子のパパです。子どもが大好きという重吉医師。
「子どもはあっという間に大きくなってしまいますから、帰れる時はなるべく早く自宅に帰って一緒に過ごしたり、旅行する時間をつくっていきたいですね」